比例復活はおかしい!は本当におかしい?

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※noteからの移行です。

 

おはようございます。パープーです。

 

本稿では、なにかと嫌われがちな比例復活(正式には、小選挙区比例代表並立制の重複立候補制度において、選挙区で敗れた候補者が比例で当選すること)について書きたいと思います。

 

「選挙区で敗れた人間が比例で復活当選するなんておかしい!」「比例復活は廃止にしろ!」感情論としては理解できなくもないですが、理屈としてはどうでしょうか。

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まずもって、小選挙区とはなにか。
基本的には1つの選挙区につき1人の候補者を選ぶ制度のことです。一般論として、二大政党制においての政権交代が起こり易くなると言われています。

 

次に、比例復活とはなにか。
小選挙区で敗れた候補者が、惜敗率と所属政党の比例名簿の順位を元に当選する制度のことです。

 

比例復活なし(比例は単独のみ)の完全小選挙区制だと、必ず汲み取れない民意、こぼれ落ちる民意=死票が出てくる。白か黒か!の小選挙区に対して、グレーゾーンを作ることで、死票を少しでも減らすのが比例代表並立制です。

 

政権交代の緊張感をもたせる制度に、死票を減らす制度をくっつける。高ぶる感情を抑えて冷静になって考えてみると、合理的な制度だとは思いませんか。

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私は現行の小選挙区比例代表並立制の存続に賛成です。
しかし、まさに民意を反映するという観点において、党の名簿順位が上位であっても、惜敗率何%以下の復活当選は認めない、等の制限をかけてもいいとは思います。


皆さんはどう思いますか。